このように古くから現在まで、我々の生活に深く結びついてきた日本酒はどれくらい
飲まれているのだろう。図5は1991 ~1999 年の全国での各種類の酒の消費量を示してい
る。
この図を見ると酒類全体の消費量は1996 年の9,657,200k r を最高として頭打ち状態にあ
り、日本酒(清酒)の消費量も1992 年の1,368,831k r を最高として、その後は徐々に少な
くなる傾向にあり、反対にここ数年雑酒の消費量が急激に延び、1999 年には日本酒(清
酒)を抜いて、第2位の消費量となっている。雑酒とは発泡酒や粉末酒などのことを指
し、その消費量のほとんどは発泡酒に占められている。また、図6に示す1999 年の酒の
種類別消費割合を見ると、全国での酒類の消費割合は、ビールが圧倒的に多く約58 %を
占め、日本酒と雑酒の消費量は10 ~14 %とほぼ同じ割合で、消費量第2位の座を争って
いる。東京都での消費割合を見ると、ほぼ全国平均と同じ傾向を示しているが、若干日
本酒や雑酒の消費割合が全国平均に比べ低いのに対し、果実酒類の消費割合が多いのが
特徴的である。
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図6 1999年の酒類の種類別消費量の割合(国税庁ホームページ資料による)