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①開削工法
地下施設を造る最も一般的な工法で、駅部な
ど大きな構造物を造る際に採用
②シールド工法
地下水のある軟らかくて深いところにトンネ
ルを掘る場合に採用
③ケーソン工法
河川の下を横断するとき、出水の危険が伴う
箇所で採用
④アンダーピニング工法
ビル下のトンネル掘削で基礎杭が障害になる場合、
地下鉄駅の下にトンネルを掘るときなど、既存の構
造物に影響を与えないように工事を行うときに採用
図33 地下鉄の建設工法
30)
6-3 今後の東京の鉄道、地下鉄
31),32)
東京の鉄道のシンボルである山手線は、環状運転を開始して今年で80周年を迎える。
その存在は、当たり前すぎて気づかれていないが、その成り立ち、路線、ターミナルと
しての役割は世界に冠たる存在である。都市の歴史と鉄道の歴史からこの山手線を見る
と、この電車が東京を形づくってきた背骨であることがよくわかる。
一方、地下鉄大江戸線は数字の6を横にしたような路線形状で、まさに「地下鉄の山
手線」ともいえる環状線であり、意外な町同士を至近距離で結んでいる。戦後、首都圏
の地下鉄と私鉄は大阪などと異なり、多くの相互乗り入れを経てきた。JR東日本も複
数の本線を乗り継いだ「湘南新宿ライン」を営業線として開業し、ターミナルを無くし
ても乗客のサービス向上に努めている。
今後、首都圏では新幹線も巻き込んで、こうした傾向が続き、鉄道建設はますます地
下深部へ向かうと思われる。しかし、恐らくずっと変わらないのは山手線であって、そ
の存在は貴重なものになるであろう。