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(2)聖橋(写真18)
所 在 地:神田駿河台4丁目
アクセス:JRお茶の水駅徒歩1分
JR御茶ノ水駅西口改札を出ると、ア
ーチ型の聖橋が見えます。聖橋は、昭和
2年(1927)に震災復興橋の一つとし
て架設されました。復興院橋梁課嘱託の
山田守設計による鋼とコンクリートによ
る大胆なアーチの造形が特徴で、震災後
の東京の新名所になりました。橋の名は、
一般公募で決められ、両岸に位置する2
つの聖堂ニコライ堂と湯島聖堂を結ぶことから、「聖橋」と命名されました。
(3)昌平橋(写真19、写真20)
所 在 地:神田淡路町2丁目
アクセス:JRお茶の水駅徒歩5分
万世橋から上流の神田川右岸には旧・万世橋駅のレトロ風な赤煉瓦の高架駅舎が続い
ています。それが尽きたところにあるのが昌平橋です。秋葉原電気街の南東の端に位置
しています。この橋のあるあたりは、室町時代には「芋洗い橋」と呼ばれる橋がかかっ
ていたといわれています。現在の「昌平橋」の名は、橋の上流左岸に寛政9年(1797)
にできた幕府直営の漢学校=昌平橋学問所に由来しています。
写真19 昌平橋の全景 写真20 旧・万世橋駅の高架駅舎跡
写真18 聖橋の全景