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3 - 2 埋め立て地の変遷
図11は、明治14年頃(1881)の古地図を示しています。
図11より、東海道本線は東京方面から後の品川駅周辺まで、海岸沿いを通っています。
この時代の海岸には、自然堆積した砂州が広がっています。また、後の山手線となる新
宿鉄道も見られます。
埋め立て地の範囲は、不明瞭ですが、品川沖には砲台場が整備されています。これは、
嘉永6年(1853)の黒船来航を受けて造られたものです。
図11 明治14年頃(1881)古地図
7)
北
品川駅
砲台場
東京湾 東海道本線新宿鉄道(後の山手線)
後の高輪ゲートウェイ駅位置