- 14 - 2 埋め立て地の変遷 図11は、明治14年頃(1881)の古地図を示しています。 図11より、東海道本線は東京方面から後の品川駅周辺まで、海岸沿いを通っています。 この時代の海岸には、自然堆積した砂州が広がっています。また、後の山手線となる新 宿鉄道も見られます。 埋め立て地の範囲は、不明瞭ですが、品川沖には砲台場が整備されています。これは、 嘉永6年(1853)の黒船来航を受けて造られたものです。 図11 明治14年頃(1881)古地図 7) 品川駅 砲台場 東京湾 宿 後の高輪ゲートウェイ駅位置